ゴールデン・ウィーク

長期の休みにどこにも行かなくなってどれぐらい経つだろう。
子供達が二歳ぐらいまでは(つまり、ベビーカーにずっと座らせていても問題がない年齢までは)、年に数回は遠出していたように思う。その頃は犬もまだ若く元気で、犬が宿泊できるホテルにも行けたし、ペットホテルのような場所に預けることもできたから、一泊以上の旅行もしていたように思う。実家のあった静岡にも二度ほど帰省したはずだ。

三歳を過ぎた頃からベビーカーを嫌がるようになり、右と左に分かれて同時全力ダッシュされるようになってから、双子と遠出することはなくなった。双子と犬二頭(その頃まだ先代のリブ号は生きていたし、今は老犬のトビー号も子犬だった)を連れて人の多い場所に出かけるなんて、考えただけで疲れた。修羅場しか思い浮かばない。

たまにはどこかに行きたいねとは思うものの、幼児と犬連れだと、なんとも動きづらい。ペットホテルに預けると、へそを曲げるようにもなってきていた(おまけに体調も崩したりした)。奥の手ということで、義理の両親に犬を預けようと画策したのだが、「え?旅行?私達も行きたい!」と言われる可能性が100%なので、それもできなかった。双子と犬二頭と義理の両親と旅行。なにそれ、無理ゲー?

わが家に旅行なんて無理! 本気で無理!と悟り、そのあたりから旅行というものには一切行かなくなった。

双子が成長し、殆ど手がかからなくなった去年あたりから、「あ~ どこかに行きたいなあ~」と言われるようになった。「〇〇くんちは台湾やって」、「△△くんの家はハワイや」などなど、ため息交じりに聞かされる。おれは温泉がええなあ、いや、やっぱりデズニーランドやろ、いやいやおれはユニバーサルスタジオでスパイダーマンや!と騒がしい。

いま旅行に行ったらたぶんとても楽しいと思う。双子は十分話し相手になるし、自分でハミガキもすればシャンプーまでして、着替えて歯列矯正のマウスピースはめてさっさと寝たりするのだ。昔のように四六時中目を光らせなくてもいい。今だったら行ける。どこへでも行けるだろう。でも、今度はトビー号が病気になってしまったのだった。今の状態では、ペットホテルなんて絶対に無理だし、どこかに連れて行くなんて本犬の負担でしかない。

ということで、今年のGWもわが家はどこにも行かず、家でのんびりと過ごしている。トビーの散歩にも行ったし、布団も干したし、洗濯もした。夕食の下ごしらえも完璧だし、Kindleにはダウンロードしたコミックが詰まってる。息子達は学校だし夫はどこかに遊びに行った。ハハハ、私は自由だ自由だ自由だ!

あとは休み明けの入稿をがんばるだけだ……。

そこがいちばん辛いんですけど!!

gyuugyu
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