休校DAY 8

休校DAY 8
 本来であれば、今週ぐらいから新刊の告知がはじまるのに合わせてブログの更新をしようと計画していたんだけど、休校があって予定が狂って、こんなことになっている。まあ、いいや。私の人生は「まあいいや」が大変多いんだけど、仕方がないや、人間だもの。

 今日は一年ぶりに滋賀医科大学医学部附属病院心臓血管外科に行って来た。術後二年経過で、定期検診だった。心臓は元気そのものだった。二年前、退院直後の状態を考えると、たぶん25倍ぐらい元気になっている。入院中は機材を山ほど引っぱって歩いていたタリーズコーヒーにも今日は立ち寄った(心臓にペースメーカーがくっついてて、そのコードが体から出ている時期とか、いろいろあったんだ、そういえば)。非常に懐かしい。あのとき、週末のほとんど誰もいないタリーズで、病人用のパジャマ姿でコーヒー飲んでいたのは私ぐらいのものだったが、今になってわかる。きっと異様だっただろう(いくら病院内店舗とはいえ)。

 滋賀医科大学医学部附属病院に入院していたときのことは、新潮社の考える人で書かせてもらった。「心臓へたっちゃってますけど大丈夫」だ。書きたいことがいっぱいあって、次々と書いて、掲載してもらった(編集部のみなさん、ありがとうございます)。なんだかんだと、いろいろ書いているなあと思う。

 本を翻訳するのと平行して、「犬(きみ)がいるから」(亜紀書房Webマガジンあき地)で愛犬ハリー号との生活を書いたり、「村井さんちの生活」(新潮社 考える人)でも日々の暮らしのことを書いている。自分の人生に起きたことを、かいつまんで文章にしているといった感じかな。

 よく、村井さんの人生って忙しいですねと言われる。でもそのたびに、いやいや、人生ってだれにとってもハードモードですよね……と、考える。私は書いているからわかりやすいけれど、きっと、誰の人生にも、小さな、そしてときには大きな事件は起きている。喜びも悲しみも、同じく起きている。そうですよね?

 私がいろいろと書くのは、たぶん書くことによって、自分の人生に起きたさまざまなものごとを理解し、自分のなかで消化できるからなのだと思う。子どもの頃からのクセで、細かいことを細かく記憶し、細かく書き出す作業が好きだということもある。

 3月末発売の新刊は、またもや私の人生に起きた大事件を書いている。発生したのは、去年の年末、ちょうど『黄金州の殺人鬼 凶悪犯を追いつめた執念の捜査録』(亜紀書房翻訳ノンフィクション・シリーズⅢ-9)のイベントを開催しているころだった。今思い出しても、強烈な日々だったけれど、同時に、書いて、書いて、書きまくった日々でもあった。語弊があるかもしれないが、充実していた。タイトルは『兄の終い』だ。兄ちゃん、終っちまって、ごめんな。

 宣伝で終わるのもなんなので、今日のわが家の様子をおしらせ。双子はダラダラとあまちゃんを見て、ゲームをして、宿題をしていた。小学生のTくんは今日もやってきて、私に「君、いいんですか? 休校中ですよ?」と言われても怯まなかった。しかし、双子に「今日は無理」と断られ、がっくりと肩を落として去る様子がインタフォンに映っていた。ごめんよ、Tくん。でもちょっと笑った。


昨日のゆうごはん:近江牛の薄切り(安いやつ)と、カット野菜を炒めたもの。ごはん。味噌汁。納豆。

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