今日も大変天気のよい一日。例年だと、私が住む地域は観光客でごった返すGWだが、今年は本当に人が少ない。いつもだったら渋滞してピクリとも動かない国道も、驚くほど車が少ない。
朝早くから仕事をしはじめたものの、なかなか手に付かず、一時間ほど書いてから庭に出た。昨日に引き続き、2年前の手術直後、ベッドに寝たままの状態でネット注文したマキタの充電式草刈り機を持ち出して、庭の掃除をした。私の復活の象徴である、マキタ。今日は天気がいいので愛犬ハリーも外に出して、一緒に作業をした。
わが家の庭には、桂、ケヤキ(これがまあまあの大木)、ヤマボウシ、ザイフリボクがある。今の季節、日増しに葉を増やし、美しい。重なる葉の向こうに、青い空が見える。その鮮やかな色を見ていると、いてもたってもいられずに、せっせと庭の雑草を掃除したりする。今日も、そんな時間を過ごした。しばらく作業して家に戻り、お風呂に入ってソファに寝転がっていた。
キッチンで息子たちが料理をしはじめた。自分たちで作ることを決めたようだ。次男が冷蔵庫から卵のパックを取りだした。新しいパックだ。冷蔵庫の卵入れに、そのパックよりも前に買った卵がぎっしり入っているのだが、何も言わないでおいた。次男は続けてハムを取り出した。そのハムは、とても柔らかいハムで、あまり目玉焼きには合わないんだけどなあ、冷凍庫にベーコンがあるんだけど……と言いかけて、やめた。次男が長男に、卵、何個? と聞き、長男は2個だと答えた。
「お前は黄身が好き? それとも白身?」と次男が聞く。長男は、
「俺は黄身が好き」と答えた。
「ごはんは? お前、もっと食わないと、体が大きくならんで」
「わかってる。でも、これぐらいでええわ」
「ハムは? ハムも食べるやろ?」
「そやな、ハムも食べる」
「うまいな。ちゃんと焼けてる」
「うん、めっちゃうまいわ。俺、これ食べたら風呂入るから、そしたら散歩に行かへん?」
「行こか。かあさん、俺ら、食べたら散歩行くけど、コンビニでなんか買ってこようか?」
いや、特になにもいらないよと私は答えた。いろいろとお腹いっぱいだ。
休校がはじまって、本日で59日。
晩ご飯:冷凍ナポリタン