休校中の息子たちは、突然家の中にいるのが飽きたようで、今日は水筒とお菓子とスマホを担いで二人で出て行った。トレーニングをして、帰りにコンビニでLチキを買って戻るわ、夕方まで出るけど心配せんとってと言って、マスク片手に出て行ったが、30分ほどで戻って来た。戻ってきて私に、「やっぱり家が一番いいね」と言い、すぐに風呂に入って着替え、ソファに寝転んで扇風機の風を受けながら二人でゲームをしていた。そりゃ、家のほうがいいよね。
しかしこんな生活もあと2週間だ。6月からは学校が始まる。フフフ。ちゃんと元の生活に戻ることができるかな。ちょっと心配。
そして今日は、連載が更新されている。女三人による交換日記だ。青山ゆみこさん、牟田都子さんとご一緒させていただいている。
https://www.akishobo.com/akichi/moyamoya/v9
今回の原稿のなかで書いている、私の周りの3人のこと。私にこう言ってくれた人は、なぜ3人なのかという私の問いに「適当」と照れて言ったけれど、彼が言った3人が、「自分の両親+誰かひとり」だったというのは会話しているうちに理解できた。両親がいない場合は(私はこれにあたるけれど)、近しい親戚の誰かということだろう。この3人っていうのは、なかなかどうして理にかなった数字だと思う。
実はこの3人のなかに兄が入っていた(実際に、私は兄に相談した。両親には相談できなかったから)。兄は「そんなこと大丈夫だ。何も心配すんじゃねえ。俺がどうにかしてやる」と言った。久しぶりに会った母の葬儀の前にも、「あのことだけど、大丈夫だ。絶対に大丈夫、俺がどうにかしてやるから」と言っていた。それも、とんでもなく悲しそうに。
それでも、どうにもしてくれなかった。思い出して爆笑してしまった。兄ちゃん、めっちゃ面白いな。でも、兄は常にこうだった。私のことを心配し、私のためを思い、私にやさしかった。それなのになぜこじれてしまったのか、そんなの私にもわからない。
こちらでこっそり書いてしまうが、兄の葬儀でお世話になった葬儀屋さんにフォローされてしまったヽ(´ー`)ノ なんでバレたかな。多賀城はそこまで大きな街じゃないから、どなたかが伝えて下さったのだろうか。それじゃあ、大男の児島さんにも読まれてしまったのだろうか。児島さん、お世話になりました。
『兄の終い』は出版後にいろいろなことが発生しすぎてびっくりだ! いずれにせよ、うれしいけどね!
そしてそして、ひとやすみ書店のカリスマ書店員の城下さんが、西日本新聞の「カリスマ書店員の激オシ本」で『兄の終い』を激オシして下さった。感謝。ありがとうございます。
今日も原稿がなかなか進まなかった。これはマズイ。明日には絶対に完成させなければ迷惑をかけてしまう。今日はもうひとがんばりしよう。
ゆうごはん:ハンバーグ、味噌汁、ごはん。ミルキークイーンというお米、激ウマだな。

とても読みやすくて楽しくて悲しいです。さすがです。
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