翻訳担当して、先日出版となりました『メイドの手帖』の序文が公開されたという私的大ニュース! メイドのnoteにて。バーバラ・エーレンライクによる、バシッ! という音が聞こえてきそうな序文です。
メイドの手帖、なかなか厳しい記述が多く、読むことがつらい部分もあろうかとは思いますが、ステファニーの『命をかけた闘い』を目撃して頂けたらと思います。
ステファニーの生き方には、それまで彼女を苦しめ続けた社会的スティグマすべてに体当たりするような力強さがあり、それがどのように今の日本で受け入れられていくのか……と大変な興味があったのですが、出足が好調な様子を見るにつけ、もしかしたら日本社会も徐々に変わりつつあるのかもしれないという、淡い期待を抱いています。
投稿者: 村井理子
翻訳をやっています。エッセイも書いています。
訳書:『ダメ女たちの人生を変えた奇跡の料理教室』(きこ書房)、『ローラ・ブッシュ自伝 脚光の舞台裏』(中央公論新社)、『ゼロからトースターを作ってみた結果』(新潮社)、『ヘンテコピープルUSA』(中央公論新社)、『7日間で完結! 赤ちゃんとママのための「朝までぐっすり睡眠プラン」』(大和書房)、『人間をお休みしてヤギになってみた結果』(新潮社)、『黄金州の殺人鬼』(亜紀書房)など。
著書:『犬がいるから』、『犬ニモマケズ』、『兄の終い』、『村井さんちの生活』、『全員悪人』、『家族』など。
連載:考える人(新潮社)、あき地(亜紀書房)、よみタイ(集英社)
好きなもの:本、犬
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