やっぱり可哀想になる

kodomoyou
ネックウォーマーとマフラーを購入。息子達のために。
我が家の双子は赤もピンクも、頻繁に着用します。べつに本人達も嫌がらないし、男児がピンクや赤を着るととても可愛いというか微笑ましいので、私も好んで着せています。時々、男の子なのにピンクなんて着るんだねなんて言われるんだけど、私は、男性はピンクを着るべきだと長年言い続けています。小憎らしい爺さんも、ピンクを着るとあら不思議、なんだか憎めなくなるんです。大学生がピンクのシャツなんて着てたら、倒れるね。萌え死ぬね。死んでもいい。高校生が深いピンクのバックパックを背負っているのを見た時は、おばちゃん、彼の末永い幸せを祈りました。それほど、男性がピンクや赤を身に付けるのを見るのが好き。

*************************************

30分ぐらい前に、母から電話があった。お金の心配をしている。それは大丈夫だから、私がちゃんとするから、心配しなくていいって言ったでしょ…… 何度言っても納得してくれない。ちょうど夕食を作っていた時で、鍋を火にかけていたし、湯を張ったばかりの浴槽にオモチャを大量に持ち込む双子の姿が見えたりで、一刻も早く電話を切りたいという状況で、母のとりとものない話を聞くのがつらかった。

「はい、わかりました。明日また電話するね」と話を切り上げようとすると、「明日電話してね。楽しみにしているから」

ムカついたり、可哀想だと思ったり。こうやって心が揺れるのがなによりキツイ。でも、きっと母本人が一番キツイ。せめて、元気でやさしかった時の母を思い出すことにしよう。

……そろそろビール飲みたいんですけど。

怒ってはいけない

怒ってはいけない状況に限って猛烈に腹がたつときがあります。
相手は重病人なんだから、認知症が始まっているのだからと自分に重々言い聞かせているんですが、母の電話にはイライラとさせられます。

認知症って、「お爺ちゃん、最近何度も同じこと言うの」とか「お婆ちゃん、お財布が無くなったって騒いでる!」とか、「お爺ちゃんが散歩に出たまま行方不明」なんて状況を想像しがちだし、私の場合もそのぐらいの認識しかなかったのですが、実際のところ、うちの母のように若い人(75歳)の発症する認知症って、人格が壊れるというか、配線が狂うというか、接していて少し恐怖を感じる状態になってくるものなのだということがわかりました。

毎日、それについて考えています。漠然とだけど。体全体にまとわりつくような恐怖を必死に払いのけながら。

記憶違いや勘違いが起きるっていうんじゃなくて、常識が常識でなくなるっていうのが恐ろしいところだと思います。例えば、郵便局と病院の違いがわからなくなると書けば想像してもらえるかしら(今、実際にそういう状態)、私からすると、「え、そうくる!? そこ!?」っていう驚きの後にじわじわと、これはマズイ、かなりきちゃってる…という気分にさせられるのです。

そしてもう一つの特徴と言えるのが、執着。字面からして怖いわ。
ケータイ、ヒーター、ベッド、固定電話、お金… そういった物事に対する強い執着が始まった頃から、性格までがらっと変わってしまったように思います。実家から遠く離れて住んでいて、電話で状況の確認だけをしている私でさえこんな恐怖を感じるのだから、側についてくれている叔母さんはさぞかし怖いだろうな…。ほんとすいません…。

最近は体調も優れないらしく、毎晩電話が鳴るとどきっとします。延々と「一回通院するとがん保険の会社に2万円払わなければいけない」だとか、「みんなが私を監視してる」なんていう恐ろしい話を聞かされることになるから。それでも、最近慣れたもので、電話が鳴ると番号を確認し、母とわかると冷蔵庫にビールを取りに行くという余裕が。人生何事も経験だわーって思うね。

簡単な性格でよかったワン