一年程前からWebマガジンとして連載していた『犬(きみ)がいるから』(亜紀書房)が一冊の本となり、本日発売になります。
亜紀書房Webマガジン『あき地』から原稿依頼を頂いた時、ハリーはまだ生後六ヶ月の子犬でした。最もやんちゃだった時期で、そのハチャメチャなイタズラっぷりはとにかくすごくて、「今だったらいくらでも書ける気がしますッ!」と、鼻息も荒く、ウッキウキで担当編集者さんに返信したのを記憶しています。

この一年でハリーは大きく成長しました。温厚で甘えん坊な性格はそのままで、力強く、立派で、堂々とした成犬となってくれました。誰にも優しく、楽しい犬です。この一年、様々なできごとがありましたが、ハリーが一緒にいてくれたことは、本当に幸運であったと思っています。

巻末には「ハリーのいる日々 あとがきに代えて」という書き下ろしが15ページほど掲載されています。また、未公開写真も。
以下、書影です。どうぞよろしくお願いいたします。

