週末、なんだかんだと忙しく、更新する時間がなかったので、2日分(土日分)まとめて。
また新しい一週間がはじまった。新コロナウイルス感染防止のための一斉休校開始から、早くも3週間が経過したということになる。今週は登校日があるけれど、それからあとは再び春休みに入るわけだから(今のところは4月7日まで)、あと少なくとも2週間程度は休みになるわけだ。ということは、トータルで5週間だ。正直なことを書けば、私自身が子どもたちの学校生活復帰に対応できるかどうかわからない。
学校がまたはじまると考えると、ものすごく嫌な気分になっている。私は親だというのに、気分は完全に子どもの頃に逆戻り、つまり、学校があまり好きでなかったあの頃に戻っている。ああ、学校めんどくさい。行きたくないなー(行かなくていいんだけど)。
しかし一方で、子どもはどうかというと、そろそろ休校にもゲームにも飽きてきて(!)、友達や先生の顔が見たいと言い出している。外で会うこともあまりないし、ネット上でかろうじて繋がっているだけ。担任の先生にいたっては、まったく会うことができていない。子どもにとって担任の先生と過ごした一年は、大人が考えるものよりも、ずっとずっとずーーーーっっと、大切な時間のようだ。
『あまちゃん』は2周目も終わりつつあり、ストーリーを追いかけるというよりも、のんさんを追いかけるフェーズに入ってきている。あまちゃん関連本を買って欲しいとせがまれ、張り切って買ったわけだが、私は自分の息子たちが、本を抱えてあれだけ喜ぶ姿をはじめて見た。本というか、写真集なんだけど。「こんな写真、ネットでは見なかったなあ」という言葉を聞いたときは、そ・れ・だ!! と思った。ネットにはない情報が、本にはありまぁす!! と興奮して言うも、無視される。
それで、私の生活はというと、相も変わらずだ。仕事はちゃんとしている。ため息が出そうな量だけれど、最後までがんばらなくてはと思っている。
ここ数日、ネットやテレビを見ていると、何かが違うと思うようになった。例えばだけれど、休校になって子どもが毎日いることでエンゲル係数がすっごく高くなっちゃって困るわあと愚痴ったとする。するとそれを聞いた家事の上手な人から、「シンプルで手に入れやすい食材でも、工夫をすればご馳走になりますよね」と返されたとすると、私はたぶん、そうですよね~と答えながらも、そんな言葉聞きたかったわけじゃないよなって寂しく感じるだろう。だって~、そのシンプルな食材を工夫するのは私じゃんって思うだろう。そこが大変だわって言ってるのに~。そんな場面が増えたように思う。
口に出さなくても、人間っていうのは本当に様々なことを考えているものだ。よく知っていると思う人だって、あなたがまったく知らない一面を持っている。静かに話を聞くことで、楽になれる人はいる。こんなときだからこそ、相手の気持ちを尊重したいと思った。
この二日の晩ご飯:煮込みハンバーグ(缶のデミグラスソースとトマトソースをテケトーに混ぜたソースで煮込む)、竹の子ごはん(不人気)とかぼちゃのスープ(めいらく)。