休校DAY46-54+兄の終い補稿

ままま、まさかこんなに休校が長引くとは夢にも思っていなかった!(何度書いたのか、このフレーズ) 先日、学校から連絡があり、休校が5月末まで延長されることがわかった。休校が伸びることについては、繰り返しになるが、仕方のないことだと思う。先生たちも苦労されているだろう。今の私の心境は、昨日公開になった「考える人」(新潮社)連載の『村井さんちの生活』で書かせて頂いている。是非。

https://kangaeruhito.jp/article/14007

 この休校措置がどれぐらいの長さになるものか、まったく見当もつかないし、子どもたちのこれからの人生にどのような影響を及ぼすのかも一切わからない。しかし長い人生だからこそ、この1年、2年、あるいはそれ以上になるかもしれないこの状況が、わずかでも彼らにプラスに働くことを願いたい。学校や塾の先生もきっと、様々な方法を考えてくれているはずだ。だから私は、しばし諦めることにした(すいません)。諦め、流されることをここに宣言したい。そして家にいます。自宅警備員として。

 さて、『兄の終い』補稿です。

 実は先日、多賀城市役所の方からメッセージを頂いた。『兄の終い』を読んで下さったそうだ。市役所で働く何名かの方々が、今も読んで下さっているという。本当にびっくりした。確かに、本の中にはかなり堂々と、市役所も、市役所近くの図書館も、蔦屋も出てくるのだけれど、まさか……といった感じだ。ファソン・ドゥ・ドイさん、里親さん、市役所のみなさんが読んで下さっているんだって! スゴクね? と加奈子ちゃんにメッセージを送ると、「児童相談所の担当職員さんも読んで下さったよ」とのことだった(加奈子ちゃんが本のことを知らせてくれたのだ)。「あとは塩釜署だね」と加奈子ちゃんはうれしそうだった。多賀城のみなさんが、お友達に、後輩に、家族に、同僚に、本を紹介して下さっている。ありがたいことだと思う。

 それから、読者のみなさんから愛読者カードが版元に届きはじめている。すべて読ませて頂いている。こんなに大変な時期に、書いて、そして切手を貼って出して下さったことに感謝しかない。それから、レビューも増えてきている。それも、担当編集者とともにちゃんと確認させて頂いている。読みやすい、一気に読んだという感想が多いことに感激している。原稿を書くときは、一歩も二歩も下がって、できるだけ自分の感情を排除して、客観的に、正確に、ただし、様々な方面に配慮を重ねて書いたつもりだ。初稿を書き上げてからも、何度か推敲して、随分削って落としている。なんとしてでも最後まで読んでもらいたかった。その作業が、もしかしたら実ったのかもしれないと思うと、とてもうれしい。

 兄については、様々な感情がある。そのなかで最も強いのは、やはり、兄が可哀想だなという気持ちだ。若くして突然亡くなったのが可哀想ということではなく、自分自身を大切にすることすら諦めた兄が、哀れでたまらない。自分のことをもっともっと大切にして欲しかった。それでも私がどん底まで落ち込まないのは、良一君という強い光が差しているからだ。

夕ご飯:ハンバーグ、コーンスープ、ポテトサラダ。

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