愛犬トビー号に腫瘍が発見される

名犬リブ号が尿毒症で旅立ち、もうすぐ三年になろうという今月はじめ、トビー号が鼻血を出した。すぐに病院に連れて行き、抗生剤を処方してもらったものの、2週間飲み続けても鼻血は完全に止まらない。

地元の医院では機械がなくてそれ以上はわからないからと、転院を勧められた。転院先は南動物病院で腫瘍にとても強いと評判の獣医だった(後から知った)。早速予約を取って夫が三重まで連れて行き、CTとMRIを撮影したら、膀胱と肝臓と鼻腔内に腫瘍があった。まだ病理検査の結果は出ていないけれど、たぶんガンなんだろう。

肝臓はもう手術できない状態で、鼻の腫瘍は目に迫っているらしい。放射線治療をすれば、QOLは保てるだろうということだった。あとは肝臓の機能をできるだけ良い状態に保ちつつ、緩和的治療をしていくのみということだ。高齢犬、仕方のないことだと思う。もっと早くに見つけてあげたかったとは思うが、過ぎたことは考えないようにしている。

本犬はとても元気でいつもと変わらないが、動物の病状があっという間に悪化するのは過去に何度も見た。肝臓はともかく、鼻腔内の腫瘍をどうにかしないと、鼻で息を吸うこともままならなくなるようだ。

この13年間、何も求めず、ただひたすら愛玩犬に徹したトビー号に、最後のボーナスをあげたい。

メモ:CTとMRI、エコー、血液検査、バイオプシー、病理組織検査、内用薬で126,180円だった。気絶した。こっちがボーナス欲しいわ。

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Thug Kitchen

仕事仲間で友人のKyoko Jean Adamsonさんから教えてもらった料理本『Thug Kitchen』。

http://www.amazon.com/Thug-Kitchen-Eat-Like-Give-ebook/dp/B00JV1W2YG/ref=tmm_kin_swatch_0?_encoding=UTF8&sr=8-1&qid=1420595319
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タイトル通り、全編thug(殺し屋、悪党)の口調で書かれています。

春が来たぜマザーファッカー 早くアスパラガスを買ってこい

みたいな感じ。添えられている文章が面白いのは当然なんですが、レシピ自体がとてもいい(これはamazonのレビューでも多く書かれていること)。野菜中心のヘルシーメニューできちんと考えられている。そして写真も美しい。ただ、その写真の上に乗ったコピーがすべて殺し屋風だし、レシピとレシピの間のコラムも一貫して殺し屋。こういう面白い本って今まであったでしょうか。実用的であり、同時にギャグ。楽しすぎる一冊だ。

どこまでも追いかけられるぜ……

今朝、郵便受けに知り合いの人から速達が届いた。実家のポストに母宛の請求書が入っていたそうだ。ほとんど転送設定済みなんだけど、ぽつりぽつりと実家に届くため、定期的に見に行ってもらっている。
それで内容を確認してみると、どうも母に対する父の遺族年金の過払いがあったらしく、その返納金の請求のようだった。ようだったというか、返納請求だ。分割にしてあるんだけど(きっと母がそう頼んだのだろう)、なんとその支払いが平成28年まで続くという。

えええええええええ!!!!!!!

今、何年だよ!? 色々考えてしまった。なにこれ…… やっぱり私が払うのかしら……。結構な金額だ。

それにしても、葬式代やら年金の返納金やら、次々と続くものだ。こういうものが出てくるたびに、一人暮らしの母は苦労していたのだろうと考える。一人で払いきれない分を抱えていたのだろう。死んでしまったんだから、もう心配する必要がないのがせめてもの救いだ。

怒濤の残務処理

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お葬式が終わったから、すべてが終わったと勘違いしてはいけない。まだまだやることはたくさんあるのだ。

昨日はほぼ一日かけて、後期高齢者医療被保険者証の返却手続きやら、後期高齢者埋葬費用補助金の申請やら、とにもかくにも山ほどあるペーパーワークをせっせとこなした。電気・ガス・水道の解約、ケーブルテレビの解約、固定電話の解約。独居老人だった母が住んでいた家は、まだ元気に老人ホームで暮らしている祖母の持ち物だが、住む人がいなくなった今、様々な契約をそのまま継続することもできず、ひとつひとつ契約解除していくしかない。

昨日はそれ以外にも、私の戸籍謄本を手配したり、母の死亡記載がある戸籍謄本を手配したりと、とりあえず忙しかった。夕方にはヘロヘロだよ。

死亡証明書のコピーを取ったり、遠方からお香典だけ送ってくれた方々にお香典返しを郵送したり。入院中に滞納してしまっていたケータイ料金、ケーブルテレビの料金、NTTへの支払いなど、わずかではあるけれど残っていたものをコンビニで精算。なんだよもう、死にそうに疲れるわ。私まで殺す気か!

そして今日は、朝から知人に連絡を入れ様々な手配をすすめ、お香典を下さった方々の名簿をエクセルで作り、必要であれば手紙を送ろうと思い、文面を考えた。あの、お葬式の時に司会者が読んだポエムがどうにもこうにも忘れられず、思わずポエムっちゃいそうだったが、なんとかちゃんとした文章を書くことができた。古いアルバムを持ち帰ったが、その中のいくつかを欲しいと言ってくれたおじいさんがいたので、写真の焼き増しもしなくてはならない。

そういえば、すてきなメッセージを寄せてくれた方もいた。

昨日の夜!
君の知らせに胸をさすって目をつむった
なにかに祈ってみたい気がする
君は俺を信じてくれ
胸の底の底の底の底の方で誰かが泣いているようだ
なぜ泣いているのか俺にも分からない
君に感謝する


さて、私には兄がいるが、一応、いるってだけで機能していない。大事なことなので二度書きます。長男として機能していません。今日もまだ故郷に留まっているようで(お葬式が終わって数日経過してるのに)、一体何をしているのかと思いますが、正直どうでもよくなってきました。だから、残務処理はすべて私一人でやってしまおうと思います。

母が生前闘病しているベッドの上で、〇〇はどうなってる? あの料金の支払いはどうなった?と、連日心配していた事柄は、一つ一つ、きれいに出来ていると思う。ひとつ片付けるたび、母の魂が軽くなっていくようで、これが私にできる供養なのではないのかと思うのだ。

お通夜もお葬式もなんだか白けちゃってたし(というよりは、ほっとして気が抜けていたし)、その他一連の物事もなんの感慨もないままクリアしちゃったけど、ゆうべNTTの回線をクローズしたときにはさすがに辛かった。何十年も使用してきた電話番号がなくなるのだ。あの番号にかけても、もう誰も出ない。明日になれば、「おかけになった電話番号は現在使われておりません」。転送設定もしなかった。

それでも、一度ぐらいはあの番号に連絡を入れてしまいそうだ。
もしかしたら母が出るのではと考えて。

ゆうべ、はて、母親の葬儀はどうしたものかと考えたものだから

お葬式の夢を見てしまった。夢の中で、お香典返しに真っ黒なパンを買った。それも、フランス人形の顔の型に入れて焼かれた物らしく、人形の頭そのものだった。自分でもオッサレーとか思ってしまった。その他にもベトナムサンドイッチみたいなパン、ケーキ(ペイストリー)などが並ぶ店に入り、これとこれ、それからこれもいいなときれいで大きな箱に詰め、まあ、これでいいんじゃないの、チッ、めんどくさいなあなんて思った。夢の中で。なんだろうアタシ、お腹が空いていたのだろうか。それともこれは新しいビジネスへの第一歩なのか。違うか。たぶん違う。

先日兄と話したら、「お前のブログ、食べ物の話ばっかりだな。他に書くことねえの?政治とか経済とかさあ」と言っていた。この人、全然読んでないんだろうなあとその時は思ったけれど、冷静になって過去ログ読んだら見事に食べ物の話ばかりだった。なので今日も、先日食べた饅頭の写真を載せたいと思う。

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静岡に帰省して、母を見舞ってきました。

その際実家にも立ち寄り、写真など発掘。面白い。
これは父(前列右)の修学旅行写真らしい。ハハハ、当たり前だけど若いな!昔の写真って見るだけで楽しい。

母の容態は悪いながらも安定していました。それにしても疲れた。もうすでに家に戻っていますが、疲れて午前中は使い物にならなかった。掃除してから仕事をしよう。
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やっぱり可哀想になる

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ネックウォーマーとマフラーを購入。息子達のために。
我が家の双子は赤もピンクも、頻繁に着用します。べつに本人達も嫌がらないし、男児がピンクや赤を着るととても可愛いというか微笑ましいので、私も好んで着せています。時々、男の子なのにピンクなんて着るんだねなんて言われるんだけど、私は、男性はピンクを着るべきだと長年言い続けています。小憎らしい爺さんも、ピンクを着るとあら不思議、なんだか憎めなくなるんです。大学生がピンクのシャツなんて着てたら、倒れるね。萌え死ぬね。死んでもいい。高校生が深いピンクのバックパックを背負っているのを見た時は、おばちゃん、彼の末永い幸せを祈りました。それほど、男性がピンクや赤を身に付けるのを見るのが好き。

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30分ぐらい前に、母から電話があった。お金の心配をしている。それは大丈夫だから、私がちゃんとするから、心配しなくていいって言ったでしょ…… 何度言っても納得してくれない。ちょうど夕食を作っていた時で、鍋を火にかけていたし、湯を張ったばかりの浴槽にオモチャを大量に持ち込む双子の姿が見えたりで、一刻も早く電話を切りたいという状況で、母のとりとものない話を聞くのがつらかった。

「はい、わかりました。明日また電話するね」と話を切り上げようとすると、「明日電話してね。楽しみにしているから」

ムカついたり、可哀想だと思ったり。こうやって心が揺れるのがなによりキツイ。でも、きっと母本人が一番キツイ。せめて、元気でやさしかった時の母を思い出すことにしよう。

……そろそろビール飲みたいんですけど。

怒ってはいけない

怒ってはいけない状況に限って猛烈に腹がたつときがあります。
相手は重病人なんだから、認知症が始まっているのだからと自分に重々言い聞かせているんですが、母の電話にはイライラとさせられます。

認知症って、「お爺ちゃん、最近何度も同じこと言うの」とか「お婆ちゃん、お財布が無くなったって騒いでる!」とか、「お爺ちゃんが散歩に出たまま行方不明」なんて状況を想像しがちだし、私の場合もそのぐらいの認識しかなかったのですが、実際のところ、うちの母のように若い人(75歳)の発症する認知症って、人格が壊れるというか、配線が狂うというか、接していて少し恐怖を感じる状態になってくるものなのだということがわかりました。

毎日、それについて考えています。漠然とだけど。体全体にまとわりつくような恐怖を必死に払いのけながら。

記憶違いや勘違いが起きるっていうんじゃなくて、常識が常識でなくなるっていうのが恐ろしいところだと思います。例えば、郵便局と病院の違いがわからなくなると書けば想像してもらえるかしら(今、実際にそういう状態)、私からすると、「え、そうくる!? そこ!?」っていう驚きの後にじわじわと、これはマズイ、かなりきちゃってる…という気分にさせられるのです。

そしてもう一つの特徴と言えるのが、執着。字面からして怖いわ。
ケータイ、ヒーター、ベッド、固定電話、お金… そういった物事に対する強い執着が始まった頃から、性格までがらっと変わってしまったように思います。実家から遠く離れて住んでいて、電話で状況の確認だけをしている私でさえこんな恐怖を感じるのだから、側についてくれている叔母さんはさぞかし怖いだろうな…。ほんとすいません…。

最近は体調も優れないらしく、毎晩電話が鳴るとどきっとします。延々と「一回通院するとがん保険の会社に2万円払わなければいけない」だとか、「みんなが私を監視してる」なんていう恐ろしい話を聞かされることになるから。それでも、最近慣れたもので、電話が鳴ると番号を確認し、母とわかると冷蔵庫にビールを取りに行くという余裕が。人生何事も経験だわーって思うね。

簡単な性格でよかったワン